2024年8月6日に大阪人間科学大学の吉吉池毅志准教授をお迎えした障害福祉サービス事業所職員向けの研修を大津市及び大津市障害者虐待防止センターと共同で開催しました。当日は大津市内の障害福祉サービス事業所の管理者を中心に80人近い参加者がありました。吉池先生はアドボカシーや人権保障の研究実践をされており、昨年度の大阪の吹田市障がい者虐待防止研修会の講師も務めています。今回の研修は「虐待が生まれない環境をめざして ~虐待防止研修の作り方~」ということで、前半は熱心な支援者がなぜ虐待をするのかをICFの視点から要素の分析や対策を考える内容をご講義いただき、後半は虐待に至らない「環境」を創出するということで管理者向けに虐待防止に向けて有効な研修等の取り組み方法のご紹介していただきました。なお、今回の研修で提示された虐待防止に関するツールを用いて、自立支援協議会では各部会で更なる研修会を今年度下半期に開催する予定です。
今年度初の定例会を集合で開催しました。
今回は定例会の参加者全員が自己紹介、機関紹介、課題を報告してもらいました。また、部会長さんには各部会の紹介等もしていただきました。
そこで、今回は7月定例会の資料を一部公開させていただきます。各部会の取り組み状況が掲載されています。興味のある方はご覧ください。
大津市障害者自立支援協議会差別解消部会では、近年日本各地で相次ぐ地震や水害を受けて、大規模災害時の避難における支援や合理的配慮に関して意見交換を交わしてきました。そして、地域住民向けの災害時避難のパンフレットの作成と大津市民児協連障害者部会に所属する民生委員の方を対象に発災時の避難などでの障害のある方との助け合いを学ぶ研修会を6月14日に開催しました。当日は80人近い民生委員の方にお越しいただき、差別解消部会に参加している障害当事者団体の方たちが登壇し、それぞれの立場から避難に必要なことを発言を行いました。
大津市内の障害福祉関係事業所に就職された1年目~3年目のみなさんを対象にした合同新人研修が今年も始まりました。
2024年5月17日、全体報告会を集合で開催しました。当日は大津市の障害福祉予算や障害福祉施策の説明、自立支援協議会の活動報告等を行い、大津市の障害福祉の状況や取り組みの共有を行いました。会場の旧大津市公会堂には約80人の市民、関係者に参加していただき、盛況のうちに終了しました。
また、当日の報告動画の配信の準備が整いましたので公開を行います。ぜひご覧いただければと思います。
大津市障害者自立支援協議会では、平成27年度より障害福祉サービスの関係者と介護保険サービスの関係者が集まり高齢障害者プロジェクト会議を立ち上げました。大津圏域の高齢障害者の実態調査と課題整理を行い、障害のある方が高齢になっても地域で安心して暮らし続けるための仕組み作りの検討を行い、齢福祉分野と障害福祉分野の連携をより深めるための学習会を定期的に開催してきました。 今回のテーマは「身体障害、知的障害、精神障害、それぞれの障害分野ごとの高齢障害者の支援」をテーマに介護保険分野と障害福祉分野の支援者がどう連携していくか意見交換を行いました。
また、今回は「障害福祉サービスから介護保険サービスへの移行に関するワークショップ」をテーマに介護保険分野と障害福祉分野の支援者がどう連携して本人に必要な支援を継続していくか学習会と意見交換をしました。
大津市発達障害者支援センター主催の今年度の学習会・交流会について のご案内です。大津市発達障害者支援センターでは平成 25 年より継続的に発達障害の理解を深めるための研修会を実施しています。その チラシ及び申し込みのURLをアップ させていただきました。興味関心のある方は是非ご参加いただければと思います。
また、今年度も、 「保護者・家族 交流会 」 も実施するとのことで、そちらのチラシもダウンロードできるようにしています。
大津市障害者自立支援協議会では、大津市の重症心身障害及び医療的ケア児者のネットワーク構築を目指して、重症心身障害及び医療的ケア児者支援協議会を開催していています。協議会の中での検討課題の一つとして、災害時に電源確保が必要な医療的ケア児者の支援を最近取り上げています。ただ、災害時の電源確保に関しては支援者もまだまだ知らないことが多い状況です。人工呼吸器とはどのようなものか、電源確保に関してどのような準備が必要か、行政や地域の支援者は平時からどのような取り決みを行うことが必要なのか、支援者が学ぶための研修会を企画しました。
市立長浜病院の臨床工学技術科で臨床工学技士として活躍され、湖北の自立支援協議会の重心部会にも参画されている草野信悟様を講師にお招きしました。講師による人工呼吸器の仕組みの説明、災害時の電源確保の状況や必要な備えの説明を実物を持ってきて説明してもらった後、滋賀県で取り扱っている呼吸器メーカー4社に来ていただいての製品の説明とバッテリーがどれくらい持つかの説明をしてもらいました。当日は約50人近い参加者にお越しいただきました。