大津市では障害者に対しての合理的配慮の提供事例集を作成しました。この事例集の作成に当たっては自立支援協議会内に設置されている差別解消部会も協力を行い、部会内で数年前から議論を重ねて、各当事者団体で事例収集を行い、提案や原稿作成の協力等を行ってきました。つきましては、完成した事例集を本ホームページでも公開いたしますので、ぜひご覧ください。
大津市の各障害福祉サービス事業所(相談支援事業所、グループホーム、短期入所事業所、生活介護事業所、就労系通所事業所、放課後等デイサービス、日中一時支援事業所)の空き情報や支援内容等を自立支援協議会でまとめた情報シートを障害福祉サービス事業所情報提供サイトで公開しています。グループホーム、就労系事業所の情報の更新と生活介護および短期入所事業所の情報を更新しましたのでご案内いたします。
大津市では移動支援の見直しに伴い、行動援護対象者の行動援護利用への移行を進めるために行動援護事業の拡充を進めています。それに伴い、大津市障害者自立支援協議会では行動援護に関する事業所向けのフォローアップ研修会を開催しました。
大津市障害者自立支援協議会では、平成27年度より障害福祉サービスの関係者と介護保険サービスの関係者が集まり高齢障害者プロジェクト会議を立ち上げました。大津圏域の高齢障害者の実態調査と課題整理を行い、障害のある方が高齢になっても地域で安心して暮らし続けるための仕組み作りの検討を行い、齢福祉分野と障害福祉分野の連携をより深めるための学習会を定期的に開催してきました。 今年度は5年ぶりに集合での研修会を開催。今回のテーマは「身体障害、知的障害、精神障害、それぞれの障害分野ごとの高齢障害者の支援」をテーマに介護保険分野と障害福祉分野の支援者がどう連携していくか意見交換を行いました。
また、今回は昨年度と同様に湖西側と湖南側と会場を2つに分けて、できるだけ同じエリアで活動している障害分野の相談員と高齢分野の相談員が集まり、意見交換や関係構築できるようにしました。
大津市では大津市内の施設入所支援及び共同生活援助の利用を希望する人のニーズ把握と公平な入居調整を行うことを目的として大津市障害者自立支援協議会(以下、協議会と略す)で住まいの場の取りまとめを2011年から行っています。(2023年度からは大津市基幹相談調整センターが窓口となっています。)
そして、今年度9月からは大津市の大津市障害者住まいの場利用調整 実施要領に基づき、大津市が実施主体で、大津市基幹相談調整センターに事務局を設置するという形になりましたのでご案内いたします。
<対象>支援者向け
境界線とは自分と他者のあいだにある見えない線です。
私たち支援の仕事をするものは、他者の人生に深く関わることになります。
自分の支援の在り方はどうなのだろう?
踏み込みすぎていないか。逆に必要な支援ができていないということは無いか…。
支援の仕事をするものならだれでも常に考えていることだと思います。
BCPの策定と研修及び訓練は障害福祉の全サービスが来年4月より必須となります。
そこで、自立支援協議会では昨年度から自然災害時の業務継続計画の策定と研修を後押しするためにBCP策定プロジェクトを立ち上げて、ツールの開発と研修の開催をしています。今回はその一環としてNPO法人高齢者住まいる研究会が開発した災害想定ゲームKIZUKIを購入して体験研修会を9月6日、7日と2回開催しました。
両日合わせて市内の障害福祉サービス事業所の支援者30人が参加。災害想定のゲームを通して、大規模災害時の通所施設の職員の対応に関して検討しました。
大津市障害者自立支援協議会で立ち上げられたプロジェクト、ヨコヨコLab.は、名称の通りヨコからヨコへとつながりを広げていき、障害福祉の関係人口を増やすことを目的とした活動を行っています。また、福祉に関係のある人(必要としている)人たちだけではなく、様々な方が障害福祉に興味を持てるような実験的な(=Lab)試みも行っています。
今回2023年8月27日に文化ゾーンで実施した音楽ワークでは、音楽工房toa-Toa(https://toa-toa.net)と共に「表現活動を通して楽しい時間を一緒に共有する、そうすることで障害のある人もない人も、お互いの境界線を溶かしていく」ということを目的に、音楽ワークショップの企画を実施しました。
自立支援協議会内に設置されているヨコヨコLab.の研究テーマは「障害福祉の関係人口をひろげるには?」
今回は、障害のある人もない人も一緒に鑑賞して、思いのまま感じた作品の印象をみんなでわいわい語り合い、正解のない多様な価値観を発見しあおう。という企画をしてみました。
今回の参加メンバーは6~7名。
観賞したのは、滋賀県立美術館で開催されているBe Here Now展。
自己紹介の後、みんなで一緒に見て回ろうと思っていたのですが、
自由なメンバーは自由にそれぞれ
「これなに?」「これはどんな人が描いてるの?」と会場内を歩き回り。そもそも、たくさんの大きな作品が並んでいるので、迷路のような会場。すぐに、どこに誰がいるかわからなくなりました(笑)
今年度初の定例会を集合で開催しました。
今回は現在自立支援協議会内にてプロジェクト会議を設置して検討しているおおつ障害者プランの見直しがテーマでした。各部会やプロジェクト会議からのプラン見直しに伴う提言書や意見書の報告を全体で行った後、障害福祉課からおおつ障害者プランの素案の説明をしていただき、後半はグループワークにて参加者による大津市の障害者プランに関して意見交換を行いました。
なお、今回の定例会の自立支援協議会で作成した資料を公開させていただきます。大津市の各福祉サービスや障害種別ごとの支援の課題等を把握することができます。興味のある方はご覧ください。