大津市では障害者に対しての合理的配慮の提供事例集を作成しました。この事例集の作成に当たっては自立支援協議会内に設置されている差別解消部会も協力を行い、部会内で数年前から議論を重ねて、各当事者団体で事例収集を行い、提案や原稿作成の協力等を行ってきました。つきましては、完成した事例集を本ホームページでも公開いたしますので、ぜひご覧ください。
大津市では移動支援の見直しに伴い、行動援護対象者の行動援護利用への移行を進めるために行動援護事業の拡充を進めています。それに伴い、大津市障害者自立支援協議会では行動援護に関する事業所向けのフォローアップ研修会を開催しました。
大津市障害者自立支援協議会では、平成27年度より障害福祉サービスの関係者と介護保険サービスの関係者が集まり高齢障害者プロジェクト会議を立ち上げました。大津圏域の高齢障害者の実態調査と課題整理を行い、障害のある方が高齢になっても地域で安心して暮らし続けるための仕組み作りの検討を行い、齢福祉分野と障害福祉分野の連携をより深めるための学習会を定期的に開催してきました。 今年度は5年ぶりに集合での研修会を開催。今回のテーマは「身体障害、知的障害、精神障害、それぞれの障害分野ごとの高齢障害者の支援」をテーマに介護保険分野と障害福祉分野の支援者がどう連携していくか意見交換を行いました。
また、今回は昨年度と同様に湖西側と湖南側と会場を2つに分けて、できるだけ同じエリアで活動している障害分野の相談員と高齢分野の相談員が集まり、意見交換や関係構築できるようにしました。
大津市障害者自立支援協議会で立ち上げられたプロジェクト、ヨコヨコLab.は、名称の通りヨコからヨコへとつながりを広げていき、障害福祉の関係人口を増やすことを目的とした活動を行っています。また、福祉に関係のある人(必要としている)人たちだけではなく、様々な方が障害福祉に興味を持てるような実験的な(=Lab)試みも行っています。
今回2023年8月27日に文化ゾーンで実施した音楽ワークでは、音楽工房toa-Toa(https://toa-toa.net)と共に「表現活動を通して楽しい時間を一緒に共有する、そうすることで障害のある人もない人も、お互いの境界線を溶かしていく」ということを目的に、音楽ワークショップの企画を実施しました。
自立支援協議会内に設置されているヨコヨコLab.の研究テーマは「障害福祉の関係人口をひろげるには?」
今回は、障害のある人もない人も一緒に鑑賞して、思いのまま感じた作品の印象をみんなでわいわい語り合い、正解のない多様な価値観を発見しあおう。という企画をしてみました。
今回の参加メンバーは6~7名。
観賞したのは、滋賀県立美術館で開催されているBe Here Now展。
自己紹介の後、みんなで一緒に見て回ろうと思っていたのですが、
自由なメンバーは自由にそれぞれ
「これなに?」「これはどんな人が描いてるの?」と会場内を歩き回り。そもそも、たくさんの大きな作品が並んでいるので、迷路のような会場。すぐに、どこに誰がいるかわからなくなりました(笑)
今年度初の定例会を集合で開催しました。
今回は現在自立支援協議会内にてプロジェクト会議を設置して検討しているおおつ障害者プランの見直しがテーマでした。各部会やプロジェクト会議からのプラン見直しに伴う提言書や意見書の報告を全体で行った後、障害福祉課からおおつ障害者プランの素案の説明をしていただき、後半はグループワークにて参加者による大津市の障害者プランに関して意見交換を行いました。
なお、今回の定例会の自立支援協議会で作成した資料を公開させていただきます。大津市の各福祉サービスや障害種別ごとの支援の課題等を把握することができます。興味のある方はご覧ください。
自立支援協議会の全体報告会や南部これから会議等でも報告させていただいているしが夢翔会の多機能型地域生活支援拠点「G-square」の来年4月新規開所に向けて現在準備をされており、自立支援協議会においても入居希望者の取りまとめを行っています。
BCPの策定と研修及び訓練は障害福祉の全サービスが来年4月より必須となります。
そこで、自立支援協議会では昨年度から自然災害時の業務継続計画の策定と研修を後押しするためにBCP策定プロジェクトを立ち上げて、ツールの開発と研修の企画を検討しました。
そして、この度、BCP策定に関する研修会をNPO法人高齢者住まいる研究会理事長の寺西 貞昭氏を講師としてお招きして6月26日10時から12時にオンラインで開催しました。
2023年5月19日、4年ぶりに全体報告会を集合で開催しました。当日は大津市の障害福祉予算や障害福祉施策の説明、自立支援協議会の活動報告等を行い、大津市の障害福祉の状況や取り組みの共有を行いました。会場の旧大津市公会堂には約70人の市民、関係者に参加していただき、盛況のうちに終了しました。
また、当日の報告動画の配信と配布資料の準備が整いましたので公開を行います。ぜひご覧いただければと思います。
精神福祉部会では大津市における精神障害者にも対応した地域包括ケアシステムの構築の検討を行っていますが、今年度も大津市保健所と合同で研修会を開催しました。
なお、今年度は久しぶりの集合開催。医療保健関係者、福祉関係者、当事者等合計34人の方がご参加されました。
今回は国立精神・神経医療研究センターの精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部長として活躍される藤井 千代 先生をお招きして、精神障害にも対応した地域包括ケアシステム・精神保健福祉法改正について1時間講義を頂きました。その後、参加者全員で大津市版「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」を考えるグループワークを行いました。