全ての障害福祉サービス等事業者に、感染症の発生及びまん延の防止等に関する取組の徹底を求める観点から、事業者の取組みとして、①感染対策委員会の定期開催及び結果の従業者周知徹底、②指針の整備、③定期的な研修・訓練の実施が令和6年4月1日から義務化されます。
そこで、自立支援協議会では感染症対策の強化に係る取組みを後押しするため、障害福祉サービス等事業所における感染症対策に関する研修会を開催しました。
主催:大津市障害福祉課、大津市障害者自立支援協議会BCP策定プロジェクト
開催日時:2024年1月24日(水)10時から12時
講師:大津市保健所保健予防課、大津市障害福祉課
内容:基本指針の策定や委員会の開催のポイント、研修や訓練の実施の在り方等に関して
感染症対策に関して令和6年4月1日から義務化され、下記のことが実施されていないと減算となります。
① 感染対策委員会の定期開催及び結果の従業者周知徹底
② 指針の整備
「平常時の対策」及び「発生時の対応」の両方を規定する。
③感染症対策に関する業務継続計画(BCP)の策定
④感染症対策に関する定期的な研修・訓練の実施
そこで、自立支援協議会で感染症対策指針と感染症に関するBCP策定ツールを一つのツールにまとめました。
策定ツールは指針とBCPの両方で記載が必要なことが盛り込まれています。障害福祉課と福祉指導監査課にも確認を取っていますので、こちらのツールを各事業所の実態に合わせて検討して書き換えていただいたり、不要なところは削除また必要に応じて記載内容を追記していただけましたら、感染症に関する指針とBCPと両方の策定ができる形となっていますので活用していただければと思います。
併せて、事業所内で10人以上または半数以上の感染症が出た場合に障害福祉課に届け出る事故報告書も添付させていただきます。
滋賀県が開催したコロナウィルス感染対策に関する研修会の動画です。事業所の研修等でご活用ください。
厚生労働省では、感染拡大の防止に関する取組のノウハウの習得に向けた支援として、訪問系の介護サービス事業所等が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた基本的な所作を習得できるよう、動画「訪問介護職員のためのそうだったのか!感染対策」を作成しました。地域で介護を受ける方、介護サービスを提供する介護職員等の方々が、お互いに安心できるよう訪問の実際に沿った感染対策のポイントをまとめています。ぜひご覧ください。